診療内容MEDICAL

歯ぎしりとは、食事などの通常の機能的な動作以外で、上下の歯が接触してしまう状態のことです。過度の歯ぎしりは、「歯がしみる」「歯が異常に磨り減る、欠ける、割れる」「歯が痛い」「詰め物が取れやすい」「歯周病がうまく治らない」「舌が痛い」「顎が痛い」など、さまざまなお口の症状を引き起こすことがあります。
歯ぎしりには、寝ているときと起きているときの2種類があります。最近の研究では、睡眠中の歯ぎしりは、脳の中枢が興奮することによって起こることが分かってきました。
歯ぎしりをする人によく見られる兆候として、以下のようなものがあります。このようなサインに心当たりがある方は、ぜひご相談ください。

• 咬耗（すり減り）
• 過蓋咬合（深いかみ合わせ）
• 破折
• 骨隆起
• 頬粘膜の咬合線、舌の圧痕
• 充填物脱離
• 詰め物の縁の割れ
• アブフラクション